Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、11月21日~11月28日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
BABYMETAL 『METAL RESISTANCE』 長尺プログレ・メタル組曲など過剰なほどスケール感増した楽曲を畳み掛ける2作目
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2JAPAN
堀込泰行 『One』 ホーン交えたドナルド・フェイゲン調の楽曲など多様なサウンドで制作された、骨太で頼もしいソロ新作
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3JAPAN
T.A.M.M.I 『sleeping nukes of mine』 京都の女性シンガー、アクの強い歌唱がコズミック・ファンクと重なる未来ソウル盤
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4JAPAN
生活向上委員会ニューヨーク支部 『SEIKATSU KOJYO IINKAI』 1975年当時の息吹伝える幻のアルバムついにCD化!
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5JAPAN
MANNISH BOYS 『麗しのフラスカ』 2人のセッションに鍵盤を加えて完成度アップ、大人の遊びが本気になったような3作目
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6POP / ROCK
ヴァイオラ・ビーチ 『ヴァイオラ・ビーチ』 最初で最後のアルバムはコールドプレイら多くのミュージシャンがサポートし完成、底抜けに陽気な楽曲が並ぶ
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7POP / ROCK
スカイラー・グレイ 『Natural Causes』 エミネムがふたたび関与した3年ぶり新作、シェイディな薄暗さが主役の個性上塗り
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8JAPAN
HIDENKA 『RE VYBERATION』 ソロ名義では15年ぶりラップ作、少年性纏った語り口×ソウルやサイケの断片で構築したビートが◎
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9JAPAN
My Hair is Bad 『woman's』 初期オアシス的スケール感の楽曲や私小説的な詩世界など伸びしろ窺わせるメジャー初作
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10R&B / HIP HOP
マック・ミラー 『The Divine Feminine』 ケンラマらゲスト多数招いた新作は私生活映した甘い内容、歌心に富んだラップも◎
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11R&B / HIP HOP
ブリティッシュ・コレクティヴ 『Vol.1: The Renaissance Begins』 オマーらUKソウルのレジェント集結したバンドの初作
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12DANCE / ELECTRONICA
ノイジア 『Outer Edges』 蘭の3人組、エレクトロなどで味付けた緩急自在のブレイクビーツと極太ベースライン振り回す新作
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13JAPAN
iri 『Groove it』 mabanuaやSTUTSら参加、エッジーなサウンドに乗るグルーヴィーな主役の歌唱が◎な初作
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14POP / ROCK
クレア・ヴィンセント 『Retiens Mon Desir』 仏インディー界の新注目株、80s風ファンク/AORなどをセンス良く披露する初作
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15WORLD
クラウディオ・カペオ 『Claudio Capeo』 男性版Zazと称されフランスで注目を集めるシンガー仏チャート1位のデビュー・アルバム
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16DANCE / ELECTRONICA
カッセム・モッセ 『Disclosure』 オネスト・ジョンズからの新作は、シンプルでいて手の込んだエクスペリメンタルな内容
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17POP / ROCK
キングス・オブ・レオン 『Walls』 モダンUSロックの王道ゆくスケール感はそのままにポスト・パンク要素も交えた新作
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18JAZZ
ワールズ・エクスペリエンス・オーケストラ 『The Beginning Of A New Birth: As Time Flows On』 スピリチュアル・ブラックジャズの最高峰衝撃の2枚組CD化
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19JAPAN
BILLIE IDLE® 『bi bi bi bi bi』 歌謡性やハード・ロック感増したサウンドの上をキレのある4人の歌が飛ばす3作目
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20JAPAN
REOL 『Σ』 シンガーの〈れをる〉擁するユニットの初作は、EDM以降のポップネス体現した甘くてエッジーなサウンドが魅力
今週はBABYMETALが4月に発表した最新作『METAL RESISTANCE』が首位に返り咲き! 先日公開した、彼女たちのウェンブリー・アリーナ公演を収めた映像作品「LIVE AT WEMBLEY」のリリースを機に、ジャズ・ピアニストの西山瞳がBABYMETALの魅力を綴った記事が注目を集めた結果、同レヴュー記事にもふたたびアクセスが集まったようです。
そんななか、個人的に〈こんなのリリースされていたんだ!〉と驚いたのが、4位にランクインした生活向上委員会ニューヨーク支部の『SEIKATSU KOJYO IINKAI』です。日本ジャズ界の重鎮・原田依幸と梅津和時が、75年のNYでサン・ラー・アーケストラのメンバーたちと行ったセッションを収録。当時数百枚しか出回らなかったという幻の作品を初CD化したもので、青年期の彼らならではの瑞々しい感性と熱い興奮が40年の時を経て甦りますよ!
そして8位のHIDENKA『RE VYBERATION』も要チェック。数々のミックスCDやビート集を発表しているラッパー/トラックメイカーの新作で、ジャズや現代音楽、サイケデリック・ロック、レゲエなどさまざまなサウンドを緻密にパッチワークしたトラックと、色気溢れるラップが滅茶苦茶カッコイイです!