2014年にソロへ転向したクリッシー・ハインドが、ダン・オーバックとアルバム作りを進めていくうちに〈これはバンド名義で出すべき!〉となり、8年ぶりにプリテンダーズを復活。果たしてお目見えした本作は、ブラック・キーズにも通じるザラついたギターの効いた、過去最高にアメリカン・テイストの強いロックンロール盤だ。しかし、あのシャウトが乗ればすべてプリテンダーズになってしまうのだから、いやはや凄い存在感。