活動再開からの展開も楽しみなSOIL&“PIMP”SESSIONSから、その間隙を縫って制作されたと思しき別働ピアノ・トリオの4作目が登場。ブランクとなった5年の間には彼らよりもジャズに対する世間的な認識のほうが変わったわけで、この素朴な作りはそこに対する返答のようでもあり。沖仁のフラメンコ・ギターと絡む“Alone”、LDブラウン(グレイ・レヴァレンド)を迎えた唯一のヴォーカル曲“Book of Love”もいいです。