初のジャズ・カヴァー集となるミニ・アルバム。スタンダードの“My Favorite Things”、マッコイ・タイナーやジョン・コルトレーンといった巨人たちの楽曲、ブラック・サバスのブルージーな異色のナンバー、越境するジャズの動きに先鞭をつけたロイ・ハーグローヴの隠れた名曲などをストレート・アヘッドな作法で解釈している。チャーリー・ヘイデン“Silence”の静謐なアンサンブルがたまらない。彼らのルーツが窺える作品だ。