“パンクス対ネオナチス”という設定自体が天才的! イーライ・ロスやQ・タランティーノ好きは絶対ハマる! 閉じ込めらて脱出するというシチュエーションの中で犬に襲われ食いちぎられるという恐怖。目を覆いたくなるようなヴァイオレンス描写。デビッド・フィンチャーを彷彿とさせる緑を主体とした色彩にも注目。「無人島に持っていくバンドは?」という冒頭の会話が伏線になっている点も面白い。劇中でカバーされるデッドケネディーズの《NOZI PUNKS FUCK OFF》のシーンではアドレナリンが出ちゃうこと間違いなし。パンクス精神を至るところに感じる最高のホラー映画の誕生だ。
「グリーンルーム」 ジェレミー・ソルニエ監督、まさかの〈パンクス対ネオナチ〉ホラー映画
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