左から、ありぃ(11月24日生/北海道出身)、ひとちび(2月10日生/福岡出身)、やよい(6月22日生/高知出身)、りん(9月28日生/大分出身)

 

〈neo tokyo〉を実体化する噂の4人組が見参!!

 ういじん、初陣――言葉にすると実に勇ましい名前だけど、正式な表記としているローマ字で表すと……頭にドットの付く文字が3つ並んでいたり、両端とセンターの文字の曲線が調和的だったり、目にも楽しくポップな印象。〈neo tokyo〉をコンセプトに結成され、昨年12月にステージ・デビューしたばかりのuijinは、個性的なヴィジュアルとエモーショナルなステージで着実に人気を高めている真っ最中の初々しい4人組だ!

やよい「uijinの曲を初めて聴いたとき、自分が思っていたアイドルとはちょっと違って。アイドルといえばAKB48さんのような可愛らしい〈THE アイドル〉なイメージだったので、驚きもしたんですけど、これはカッコイイな!と思いました」

 もともと音楽を学んで曲作りもしていたというやよい、多くの楽曲で作詞も担当するありぃ、アイドル好きが高じて自身もアイドルを志したというりん、身長143cmという小柄ながらも力強いパフォーマンスを見せるひとちび。結成時から大きな注目を集め、この夏には〈TOKYO IDOL FESTIVAL〉〈@JAM EXPO〉に初出場も果たした彼女たちだが、一方ではすでに2度のワンマン公演を成功させてもいる。

ありぃ「ワンマンって、そのときそのときの集大成だと思っていて。2回ともソールドアウトすることができたので、そこは一番の手応えを感じさせてもらえてます。ライヴは常にアゲていくというか前のめりな感じで……アルバムにもバラードが一曲も入ってないですしね(笑)」

 夏に発表したそのアルバム『stay hungry, stay foooolish』は、ありぃの言う通りバラードやミディアムは一切なし、ラウド・ロックやエレクトロを軸に終始休む暇を与えないアッパーなサウンドで攻めまくる一枚で、大半の楽曲がメンバーによる作詞というのもポイント。それゆえにステージもおのずと熱量の高いものになるわけで、なかでもハイライトとなっているのが……。

ひとちび「ありぃがライヴ中に泣くんですよ。ワンマンとか特別な日じゃなくても」

ありぃ「〈毎日がスペシャル〉根性なもので……(笑)」

りん「2、3回に1回は泣くエモい曲があるよね」

ありぃ「やよいちゃんが作詞してくれた“コトノハエモーション”(アルバム収録曲)とかでよく泣く。やっぱりメンバーが作詞させてもらってることもあって、曲への思い入れが強くなるんですよね」

りん「でも、泣くと他のメンバーにも伝染っちゃう。全員もらい泣きして顔面崩壊っていう(笑)」

ありぃ「そういう暑苦しいところも魅力なんじゃないかなあ(笑)」

uijin ppp/game over 叫び(2017)

 さて、そんなuijinからニュー・シングル2枚が到着! こちらはちょっとスペシャルなものになっていて、それぞれのタイトルをタワレコの東阪2店舗限定でリリースというもの。まず、タワレコ新宿店限定盤の表題曲となっているのが“ppp”。和テイストを盛り込んだパーティー・チューン!

ありぃ「イントロから〈ぃよぉ~〉ってね。サビの部分はずいぶん前から聴かせてもらっていて、その音がもう〈パリピッピ〉にしか聞こえないってメンバーの間で話題になってたんです。なので、〈パリピッピ〉ありきで広げていって、パリピに対する私の勝手なイメージから、女子大生の恋模様を書きました。それも、大学にも慣れて、就活のことをまだ考えなくてもいい、なおかつお酒も呑める歳になっていちばんエンジョイしてる大学2年生(笑)」

uijin セツナメモリアル/game over 叫び(2017)

 もう1タイトル、梅田NU茶屋町限定盤の表題曲は“セツナメモリアル”。11月には大阪で初のワンマンを控えているとあって、こちらはメンバー全員のラップをフィーチャーしたハイテンションな出来映え!

ひとちび「大阪には何度かライヴに行ってますけど、アツい方が多い印象で」

ありぃ「大阪ってラウド系のアイドルさんが有名だったりするじゃないですか。だから、こういう感じの曲調を好んでくださる方も多い気がします。あと、ラップの入る曲はこれまでにもあったんですけど、全員でやるのはこの曲が初めてなんです」

 同じ11月には最初のワンマンを行った渋谷・Milkywayにて1週間連続で主催イヴェントを行い、来年1月には東京で3度目となるワンマン公演も開催。もちろん、その先にはまだまだ大きな目標があり。

ありぃ「いつか日本武道館のステージに立ちたい! でんぱ組.incさんの映像を観てすごく感動したので、あの場所はやはり憧れです。でも、その前に全国ツアーもやりたい!」

やよい「uijinの楽曲はいろいろな曲調があるけど、どの楽曲でもuijinのカラーが出せるようにって考えたりしてます。あと、メンバーが書く歌詞を通して等身大の私たちを見てほしいし、そういう意味ではこれからもっといろんな方に興味を持ってもらえるんじゃないかなって思います」

ありぃ「可能性は無限にあるなって思います! ちょっと大きいこと言っちゃいましたけど(笑)」