ツアーが行われたのは『カインド・オブ・ブルー』発売後、約半年の1960年春。〈ブートレグ・シリーズ〉第6弾として『マイルス・デイビス&ジョン・コルトレーン:ザ・ファイナル・ツアー ブートレグ・シリーズVol.6』と題されたブートレグシリーズ最新作に収録された音源の元となったツアーのことである。マイルス・デイビス(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)の欧州のツアーが収められた四枚組ボックスセットが今春登場する。ジャズにあって完璧という言葉はそう簡単に使えないが、まさに完璧無傷なアンサンブルを実現したマイルスの伝説が散る様を堪能する新たな伝説の記録。
マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン 『The Final Tour:The Bootleg Series, Vol.6』 伝説が散る様を堪能できる4枚組
ジャンル
ジャズ