フロリダからLAに移住後、XXなどのツアー・サポートを経験して知名度が急上昇。果てはスクリレックス主宰のレーベルと電撃契約を交わし、期待値マックスのなか登場した2作目だ。〈ジェイムズ・ブレイク通過後のフォークトロ二カ〉とも言うべき独自のスタイルを追求し、シュワシュワしたシンセ音と穏やかなヴォーカルを軸とするスロウな楽曲群が、聴き手の時間軸や重力感覚を歪ませる。桃源郷ってこんな感じ?
HUNDRED WATERS 『The Moon Rang Like A Bell』
OWSLA/TRAFFIC