今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6!
5月より会場先行で出ていたセカンド・アルバムが一般流通をスタート。前作から約4年ぶりということでジャケに並ぶ顔もガラッと替わり、つんくの関与が1曲のみというのも時代を感じさせますが、福田花音が作詞した“43度”と“正しい青春ってなんだろう”をはじめ、美意識の継承は確かに感じられます。〈らしさ〉に縛られない普通に良曲な“Rainbow”も良し。
ハロプロ研修生のうち北海道で研鑽を積む別働チームのセカンド・シングルは、お姉さん格にあたる稲葉愛香(Juice=Juice加入が発表されたばかり!)をフィーチャーしたもの。透明感のある冬めかしたテクノ・ポップ“Ice day Party”が北海道っぽさを想像させる出来。
グループ20周年を記念したトピックの相次ぐ昨今ですが、それも現在の輝きがあってこそ。'18名義での初フィジカル作にして尾形春水のラスト参加となるこちらは、つんくの詞曲で固めた両A面シングル。歌詞も話題になったトリッキーな“A gonna”がブーティーでかっこいいです。
Peach sugar snowや3776で活動してきた山梨の15歳が、以前から親交のあった関美彦のプロデュースでソロ・デビュー! 関の書き下ろしや柴田聡子“いきすぎた友達”などの好カヴァーを中心にした品のある6曲入り。曽我部恵一“おとなになんかならないで”の囁くような歌唱が絶妙です。
実に半年ぶりとなったニュー・リリースはレーベル移籍を経ての3曲入りシングルですが、不吉な美しさを湛えたトータルの世界観はもちろん変わらず。リード曲となる“レインコートと首の無い鳥”は10拍子のポップ・チューンで、エキセントリックな気持ち良さに相変わらず圧倒されます!
さんみゅ~でも活動するMAMIとSENAにHINAを加え、昨年秋に始動した〈ヴィンテージソウル・ガールズユニット〉。このメジャー・デビュー・シングルは作曲を宮野弦士/作詞をMCperoが手掛け、いわゆる〈ヴィンテージ・ソウル〉のイメージよりもスムース&ファンキーな快曲になっています!