従来のジャズの括りに留まらない〈BAM(ブラック・アメリカン・ミュージック)〉という概念を提唱し、精力的に活動を続けるトランペッター/マルチ・ミュージシャンのニコラス・ペイトン。7月にリリースが予定されている彼のニュー・アルバム『Numbers』から3曲が自身のSoundCloudで公開中だ。
新作は気鋭の4人組バンド、ブッチャー・ブラウンをフィーチャーしており、なかでもスモーキーなサウンドの上で鈍く輝くトランペットが聴ける“Two”に注目だ。アルバムの内容を巡って何かと話題になりがちなペイトンだけに、今回はどのような反応を巻き起こすのかも楽しみ。