ソロ名義では38年ぶりのフル・アルバム。“ああ、レディハリケーン”のセルフ・カヴァーが示すように歌謡曲へフォーカスしており、ほとんどで外注した楽曲を終始ご機嫌に歌い上げている。のん(!)提供のロックンロールにオールディーズなテクノ・ポップ、ラテン調とアレンジは多彩だが、執心するディスコなナンバーを多く揃えているのが彼ならでは。特にフィリーな“夢見るベッドタウン”が児玉雨子の詞を含め素晴らしすぎて!