デヴィッド・ボウイの『★』にマーク・ジュリアナやダニー・マッキャスリンと共に参加した鍵盤奏者、ジェイソン・リンドナーのエレクトリック・ジャズ・プロジェクト。3作目となる本作は『★』参加、そしてドラマーがマーク・ジュリアナからR+R=NOWのメンバーとしても注目を集めるジャスティン・タイソンに替わって以降初の作品。ジャスティンの機銃掃射の様なドラミングがもたらす効果は凄まじくこれまでの端正なグルーヴとは打って変わってまさに怒涛。独特の揺らぎをキープしたままフレーズの応酬を繰り出すジェイソンのプレイと相まってとにかくハイパーな未来が押し寄せてくる感じ。圧倒的。