フランスアトモスフェリックから2011年にデビューしたシンガー・ソングライターが、故郷のニースにスタジオを作ってセルフ・プロデュースで完成させた2作目。開かれたポップ・メロディーとヒネリのある屈折メロディーの同居加減がおもしろく、シンプルなアコースティック曲から凝りまくりの電子ダンス曲までサウンド面での振り幅も凄い。ギター弾き語りのナンバーからはシンガーとしての自信と魅力も伝わる。