海外アーティストながら日本でドーム公演を東京・大阪で開催し、両日とも即完売。2日間合わせて9万人を動員し、ここ日本でも大きな知名度と人気を誇るシンガー・ソングライター、エド・シーラン。多くのヒットメーカーや一流アーティスト達とコラボしたコラボレーション・アルバム『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』をリリースした。
前作『÷(ディバイド)』で数々の記録を塗り替えた英国のシンガー・ソングライター、エド・シーラン。新たなる挑戦は、計22人の一流ゲストが集結したヒット曲揃いのコラボレーション・アルバムだ。
イギリスとアメリカを始め世界14カ国で1位を達成し、2017年に世界で一番売れたアルバムとなった『÷』の発表から2年、まだ世界ツアーの最中にもかかわらず、エド・シーランが新作『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』を発表する。
5月、エドは自らSNS上で新作の情報を発表した。
「2011年に僕がレコード契約を手にする前に、『No.5 Collaborations Project』というEPを作ったんだ。それ以来、また次を作りたいとずっと思ってた。それで昨年のツアー中にラップトップ上で作り始めた。コラボした全てのアーティストの大ファンで、制作がすごく楽しかったよ」
EPは当時のエドが大好きなUKラッパー達と組んだ作品だったが、全15曲のニュー・アルバムはあらゆるジャンルのスターが勢揃い。先行シングルの“アイ・ドント・ケア”はジャスティン・ビーバーと組んだ爽やかなポップ、“クロス・ミー”はグラミー受賞ラッパーのチャンス・ザ・ラッパーとPnBと組んだ斬新なヒップホップ曲、そして“ビューティフル”は今最も旬のR&Bシンガー、カリードとの共演曲だ。
その他、エドが最も影響を受けたラッパーのエミネムと50セントをフィーチャーした曲や、ブルーノ・マーズとカントリー界の大スター、クリス・ステイプルトンと組んだ曲、昨年に続き全米を席巻中のカーディ・Bとラテン系歌姫カミラ・カベロの曲など、どれもグラミーなどのアウォード賞の授賞式でしか見られないような豪華コラボレーションばかりが揃っている。
「僕はこのアルバムで共演した全てのアーティストの大ファンなんだ。キャリアの最初から追いかけてたアーティストやアルバムを繰り返し聴いてたアーティストで、僕をインスパイアしてくれるアーティスト達なんだ。そして全員が、それぞれの曲でスペシャルな才能をもたらしてくれた。みんなに聞いてもらうのが楽しみだよ!」
ラッパーのトラヴィス・スコット、グライムMCのストームジー、R&B界の新星H.E.Rといった若手のアーティストが多い点は、今作をより現代的なアルバムにしている。現在28歳のエドの音楽を形成するインスピレーションが反映されたコラボ・アルバムは、過去最高に多様なサウンドを提示した『÷』よりもさらにバラエティに富んでいて、今の彼にしか作れない一枚だ。エド・シーランが再び世界に放つ強力作『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』がどんな記録を打ちたてることになるのか、楽しみでならない。