近年はHei Tanakaや寺尾紗穂との活動でも知られる才人が約4年ぶりの新作を発表。中南米の音楽を下敷きに、フルートやヴィブラフォンなどを織り交ぜた洒脱かつ幻想的なアレンジは秀逸で、管楽器を主体にカヴァーしたラヴェル〈亡き王女のためのパヴァーヌ〉も優雅な出来。シンリズムやザ・なつやすみバンドの中川理沙をはじめとしたゲストの人選も幅広く、やはりceroと並ぶキーパーソンであることを実感させられる。
あだち麗三郎 『アルビレオ』 アレンジは秀逸、ゲストの人選も幅広く、ceroと並ぶキーパーソンであることを実感させられる約4年ぶり新作
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