通算17枚目。付け加えると、結成30周年記念盤でもある。怪しいトライバル・ビートが響く幕開けからワサワサする心を忠実に表現した不協和音が満載だが、ヌケの良さは最高。遮るものが何もないだだっ広いロックンロール広場へと運んでくれる。サビをはじめ、掴みどころ満載な“いましか”といった懐の大きな名曲からは、伊達に人間50年やってるわけじゃねえ、って声も聴こえてくる。とにかくあちこちハイライトだらけ。