RBRM、ケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ、SWVというR&B黄金期を彩った3組が10月にBillboard Liveでそれぞれ単独来日公演を開催する。

 

RBRM -Ronnie, Bobby, Ricky & Mike-

ボビー・ブラウンとベル・ビヴ・デヴォー(ロニー・デヴォー、リッキー・ベル、マイケル・ビヴィンス)によるユニット〈RBRM -Ronnie, Bobby, Ricky & Mike-〉。4人は78年結成のボーイズ・グループ、ニュー・エディションのメンバーだ。

86年からソロで大活躍したボビー・ブラウンと、ジミー・ジャム&テリー・ルイスのアイデアで90年に結成されたベル・ビヴ・デヴォー。近年、4人は〈RBRM〉としてツアーを行っている。

そのステージでは、ボビー・ブラウン“Every Little Step”(88年)のようなニュー・ジャック・スウィング・ヒッツ、あるいはニュー・エディションとベル・ビヴ・デヴォーの名曲たちも堪能できるはず(4人がこれまでに全米1位を獲った曲は計14曲もある!)。美しいハーモニーに聴き惚れ、パワフルなビートに思わず踊ってしまう一夜になりそうだ。

ニュー・エディションの88年作『Heart Break』収録曲“If It Isn't Love”。ボビー・ブラウンが脱退し、ジョニー・ギルが加入した際の楽曲。プロデュースはジミー・ジャム&テリー・ルイス

ベル・ビヴ・デヴォーの90年作『Poison』表題曲

ボビー・ブラウンの88年作『Don't Be Cruel』収録曲“Every Little Step”。作曲とプロデュースはベイビーフェイス

 

KENNY “BABYFACE” EDMONDS

プロデューサー、ソングライター、そしてシンガーとして全世界で1億枚以上のセールスを誇るR&B界の至宝が、ケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ。これまでに11度グラミー賞に輝いており、エリック・クラプトンの“Change The World”(96年)やボーイズIIメンの“End Of The Road”(92年)、“I'll Make Love To You”(94年)など、彼が手掛けた楽曲は100曲以上もビルボード・チャートのトップ10入りを果たしている。

まさに90年代のR&B黄金期を牽引したトップ・プロデューサーであるベイビーフェイスだが、ソロ・アーティストとしても活躍。『For The Cool In You』(93年)の“Everytime I Close My Eyes”や『The Day』(96年)の“When Can I See You”などは、大ヒットを記録した。2000年代もラッパー、リル・ウェインの代表作『Tha Carter III』(2009年)で客演するなど、後続やヒップホップ・シーンへの影響力も強い。

ベイビーフェイスの93年作『For The Cool In You』収録曲“Everytime I Close My Eyes”

ベイビーフェイスの96年作『The Day』収録曲“When Can I See You”

かように世代やジャンルを超えて多くのリスナーやアーティストにリスペクトされ続けているスター、ベイビーフェイス。メロウでスロウなナンバーからパワフルなチューンまで、ヒット・ソングのメドレーも得意とする彼の歌とパフォーマンスを、Billboard Liveという親密な空間でぜひ堪能してほしい。

 

SWV

90年代のR&Bシーンをリードしたヴォーカル・トリオのSWVは、2016年以来3年ぶりのBillboard Liveへの出演。

ファースト・アルバム『It's About Time』(92年)、セカンド・アルバム『New Beginning』(96年)は、いずれもダブル・プラチナを記録。“I'm So Into You”“Weak”“Right Here (Human Nature Remix)”“You're The One”といった、ヒップホップ・マナーを取り入れたスムースでなめらかなR&Bソングを歌い、数々のナンバー・ワン・ヒットを生んだ伝説的グループだ。

SWVの92年作『It's About Time』収録曲“Weak”

SWVの93年のシングル“Right Here (Human Nature Remix)”。プロデュースはテディ・ライリー

98年にはそれぞれがソロに専念するため、グループは活動休止してしまうが、2005年には再結成。ケイソン・ラムをプロデューサーに迎えた最新アルバム『Still』(2016年)も高い評価を得た。彼女たちのカムバック・ステージでは、艶やかで円熟味さえ感じさせる歌声に浸れるだろう。

ここまで紹介してきた3組は、〈SOUL CAMP 2019〉にも出演する。とはいえ、それぞれのファンはアーティストをすぐ目の前で観て、極上の音響で歌声を聴くことができるBillboard Liveでの公演に駆けつけたいところ。〈SOUL CAMP〉のみならず、単独公演にもぜひ注目してほしい。

 


LIVE INFORMATION
RBRM
Ronnie, Bobby, Ricky & Mike
(ロニー・デヴォー/ボビー・ブラウン/リッキー・ベル/マイケル・ビヴィンス)

2019年10月11日(金)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 18,500円/カジュアルエリア 17,500円(1ドリンク付き)
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2019年10月15日(火)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 18,500円/カジュアルエリア 17,500円(1ドリンク付き)
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■メンバー
ロニー・デヴォー(ヴォーカル)
ボビー・ブラウン(ヴォーカル)
リッキー・ベル(ヴォーカル)
マイケル・ビヴィンス(ヴォーカル)
ジュエル・フォーテンベリ(キーボード/ヴォーカル)
トレス・ギルバート(ベース)
パジェット・ナントンIII(ドラムス)
マイケル・ヒックス(DJ)

 

ケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ
2019年10月13日(日)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 15:30/開演 16:30
2ndステージ 開場 18:30/開演 19:30
サービスエリア 18,000円/カジュアルエリア 17,000円(1ドリンク付き)
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2019年10月20日(日)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 15:30/開演 16:30
2ndステージ 開場 18:30/開演 19:30
10月21日(月)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 18,000円/カジュアルエリア 17,000円(1ドリンク付き)
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2019年10月16日(水)、17日(木)、18日(金)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 18,000円/カジュアルエリア 17,000円(1ドリンク付き)
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■メンバー
ケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ(ヴォーカル/ギター)
ステファノ・ランゴーン(バックグラウンド・ヴォーカル)
オスカル・ロドリゲス(バックグラウンド・ヴォーカル)
アンドレ・ロバーソン(サックス)
クリフトン・ウィリアムズ(キーボード)
アースキン・ホーキンスIII(キーボード)
マイケル・リポル(ギター/ミュージカル・ディレクター)
ウォルター・バーンズ(ベース/ヴォーカル)
レジナルド・ジョウンソン(ドラムス)

 

SWV
2019年10月16日(水)、17日(木)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 10,000円/カジュアルエリア 9,000円(1ドリンク付き)
★詳細はこちら

SOUL CAMP 2019
2019年10月13日(日)、14日(月・祝)東京・豊洲 PIT
https://soul-camp.jp/