ロンドン生まれのトリオが放ったこのファースト・アルバムは、アニマル・コレクティヴヴァンパイア・ウィークエンド作品をもっと南国漬けにしたようなサイケ・ポップ盤に。3人中2人が打楽器担当という珍しい編成のせいか、どの楽曲も異様なほどパーカッシヴ。そこが昨今のインディー・シーンで散見できるポスト・トロピカル勢との大きな違いでしょうか。やっとエル・グインチョの後継者が現れましたよ!