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また、昨年の「NHK紅白歌合戦」で歌唱した初のデジタル・シングル“Turning Up”(2019年)における洋楽的なテイストが好みという人には、『LOVE』のリード・トラック“P・A・R・A・D・O・X”(2013年)を推したい。メンバーの色気たっぷりなヴォーカルをはじめ、J-Pop的な楽曲構成を無視した展開と先鋭的なサウンドは、〈嵐=アイドル〉と思っている人はビックリしてしまうかも。歌っている内容はもちろん、セクシーなダンスを見せつけるミュージック・ビデオは(いい意味で)過剰すぎるフェロモンを放出しています。

ほかにも、嵐のキラキラ感や可愛らしさが堪能できる『Time』の“Love Situation”(2007年)、『Beatiful World』の“遠くまで”(2011年)、『Popcorn』の“Up to you”(2012年)は、シングル曲“Step and Go”(2008年)や“ワイルド アット ハート”(2012年)あたりの聴いているだけで元気が出てくるようなナンバーなので、まずはこのあたりからスタートするのもいいかもしれません。