こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。

TOWER DOORSが注目する新人アーティストの魅力に迫るメール・インタビュー企画〈6つの質問〉。いままで質問に答えてくれたアーティストの楽曲は下記の再生リストにまとめてあります。

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今回は、最新のアジア音楽を紹介するチャンネル〈ASIA DOOR〉から、2020年に“Test Drive”を紹介したタイ・バンコクを拠点に活動するバンド、KUNST(クンスト)に登場してもらいます。キュレーターのGinnが彼らにインタビューを行いました。 *TOWER DOORSスタッフ


 

あの頃、夢中になって追いかけていたロックを体現するオルタナティヴ・ロック・バンド、KUNST。タイ・バンコクを拠点とする6人組のバンドで、タイのオルタナ・ロック・シーンを背負っていくであろう数少ない貴重なバンドです。

轟音で掻き鳴らされるギターとぐいぐい前のめりなビート。透明で柔らかくも芯のある歌声のヴォーカルが歌う浮遊感のあるメロディー。90年代にボクらが慣れ親しみ、追いかけ続けたオルタナティヴ・ロックを体現するバンドが、タイ・バンコクから現れました。いやぁ、甘酸っぱい。

KUNSTは、初期衝動を観客にぶつけるかのようなライブが話題となり、バンコクのレジェンダリーなアンダーグラウンド・パーティーやイベントから声が掛かるなど、活躍の場が広がっています。2021年8月25日(水)には待望のファーストEP『Super Retards』のリリースが決定。しかも、アジアのバンドを多数手掛けている日本のレーベルParabolica Recordsからのリリースということで、タイではもちろんのこと、日本でも入手可能となります。

飛ぶ鳥を落とす勢いというよりも、飛ぶ鳥を掴んでまた解き放つくらいの勢いで加速中のKUNSTに〈6つの質問〉を投げかけてみました。