洋楽カヴァーで一躍世界的人気を博したチェロ・デュオ〈2CELLOS〉。メンバーのルカ・スーリッチのソロに続き、ステファン・ハウザーがソロ名義〈ハウザー〉として初のクラシック・アルバムをリリース。ロンドン響との共演で、チェロのオリジナル曲から、《誰も寝てはならぬ》、《G線上のアリア》、《カヴァレリア・ルスティーナより間奏曲》といったどこかで聴いたことのある名曲を収録。《カルーソー》では今までの洋楽カヴァーで培ったメロディラインの際立たせ方、歌わせ方が堪能できる仕上がり。濃厚な哀愁が染みわたる。全編に渡ってロマンティックな歌心に満ちている。