今回のツアーはコンポーザー・チェリスト全開!
日本でも7月に国内盤がリリースされたソロ第2弾となる全編オリジナル作品のアルバムも好調。その新作『ライフ』をひっさげて、2025年2月に約2年半ぶりの来日公演を開催する。
「日本は2CELLOS時代から何度も訪れていますが、秩序があって大都市にもお寺のような緑に溢れたリラックスできるスポットがあるのが素晴らしい。来年のツアーでは初めて京都に行くので凄く楽しみです! もちろん聴衆の皆さんはいつも最高。今回はオーストリアのストリングス・クアルテットとピアノを交えて、アルバム『ライフ』の世界をステージで完璧に再現できると思う。みんな凄腕ミュージシャンばかりなのでご期待ください」
日々の暮らしの中で心に浮かぶ感情や大自然の風景からインスピレーションを得て、まるで日記のようにアコースティックなサウンドで綴った本アルバムは、YouTubeの公式チャンネルにアップされた、それぞれの曲ごとに趣向を凝らしたミュージック・ビデオの美しさも話題に。
「でも、ライヴ会場には撮影ドローンも飛んでこないし(笑)風光明媚な映像を投影するスクリーンもない。聴衆が目にするのはステージ上でプレイする僕らのパフォーマンスが全てなので、そのモーメントを楽しんでほしい。生演奏のパッションを皆さんと共有できたらそれに勝るものはないし、その瞬間にこの『ライフ』という作品に文字通り〈生命〉の灯が宿って花開くんだ。どの曲もシンプルなタイトルなので歌詞のないインストルメンタル音楽の強みをいかして、聴き手のイマジネーションがリミットレスで広がることを願っています」
ウィーンとロンドンの名門校で学び、クラシックの作曲家だけでなくエンニオ・モリコーネやハンス・ジマー、ヴァンゲリスが書く映画音楽を愛す。日本の作曲家では坂本龍一や久石譲が好みとか。
「1stソロ・アルバムでヴィヴァルディの“四季”に挑戦したし、名曲のカヴァーは2CELLOSで沢山やったので、今は自分の中から生まれる音楽に集中しコンポーザーとして成長したい」
祖国スロヴェニアで家族と暮らし4人の子どもたちの良き父親。充実した私生活もあのエモーショナルな楽曲を生む原動力かも。
「ツアーで長く家族から離れることもあるけれど、一緒に過ごす間は全力でパパをやる。人生のちょっとしたことにも感謝の気持ちを忘れないように心がけて、来年も健康第一で!」
LIVE INFORMATION
JAPAN TOUR 2025
2025年2月16日(日)宮城・SENDAI GIGS
開場/開演:17:30/18:00
2025年2月18日(火)東京・TOKYO DOME CITY HALL
開場/開演:18:15/19:00
2025年2月20日(木)京都・京都劇場
開場/開演:18:30/19:00
2025年2月21日(金)愛知・名古屋市芸術創造センター
開場/開演:18:30/19:00