1988年11月東京ドーム公演、エリック・クラプトン、マーク・ノップラーとともにステージにいたエルトン・ジョンが名曲“ダニエル”を歌い出し、生で聴けたのは貴重な思い出。2019年の映画「ロケットマン」でその生涯が注目を浴び、そして本書でエルトン・ジョンという稀有のロック・スターの真の姿を知る。作詞家として長年にわたっての協業パートナー、バーニー・トーピンやジョン・レノンら数々のスターたちとの交流、ドラッグやセクシャルな一面を赤裸々に綴り、同性婚の上、2人の息子(代理母出産)の父親であることなど、ウィット&ユーモアに富んだ語り口で深い人間像を浮き彫りにする。