前掲の〈Jazz Is Dead〉ショウケースから飛び出した第1弾作品は、ヴィブラフォンの魔術師たるロイ・エアーズをフィーチャー。名義とタイトルはこうなっているが、ミッドナイト・アワー組が御大をバックアップした純然たるコラボ作で、のっけから“Everybody Loves The Sunshine”風の“Synchronize Vibration”にウットリさせられること必至。スピリチュアル・メロウからアフロビートまで、レジェンドの足跡に敬意を払ったモダンな一枚だ。