〈Jazz Is Dead〉シリーズ第17弾はロニー・リストン・スミス。彼の70年代の作品群と並べて聴いても違和感のないコズミックなジャズ・ファンク/フュージョンが、本人のまろやかなフェンダーローズによりさらに浮遊感を増す好盤。ローレン・オデンが歌う“Cosmic Changes”や、クールなベースラインが蠢く“Fête”などエイドリアンとアリらしいモダンな采配も効果的だ。