【田中亮太】
馬渕モモ “ひと足早い夏”
ハイハワことHi,how are you?の馬渕さんが初のソロ・シングル“メロウ・サマー”をリリース。シャイに弾けたガール・ポップな表題曲も素敵ですが、今回はベッドルーム歌謡とでも言うべきB面の“ひと足早い夏”をピックアップ。妙に手数の多い打ち込み(?)のビートは、いつの間にか流れてきては、あっという真に過ぎ去る夏のソワソワ~ドキドキとした気持ちにぴったり。元(涙)シャムキャッツのベース、バンビくんもいい仕事しています。
XTAL “A Leap”
TRAKS BOYSとしての活動でもおなじみXTALさんの新曲は、鴨田潤さん主宰のレーベル〈Jun Records〉より。(((さらうんど)))の盟友であるアチコさんがヴォーカルで参加しています。清涼感と疾走感に溢れたテック・ハウス(エレクトロ・ポップと言ってもいいかも)でありながら、シンセの鮮やかな重ね方には最新アルバム『Aburelu』(2020年)以降の趣が。
踊ってばかりの国 “orion”
〈相変わらず僕らは/変われそうもないぜ/音楽の端々を脳味噌にブチ込んでいく度に〉。このフレーズを、毎日毎日普通じゃない量の音楽を聴いては、毎週毎週律儀にお気に入りを紹介している、当連載の5人に捧げたい。
【酒井優考】
METAFIVE “環境と心理”
突如投下された〈METAFIVE. STILL ALIVE.〉のメッセージの後にリリースされたのが小山田圭吾作詞作曲のこの新曲。混乱した世の中から見えるかすかな希望のような曲。
君島大空 “火傷に雨”
毎回最高記録更新。絵の具を混ぜてる途中のマーブル模様みたい。
aymk『海誓山盟』
この人はすごい。ずっとすごい。廃墟みたいな冷たくて空虚な空間にキュートなラップ。昨年からリリースしていた曲たちを集めて、自身で改めて全曲ミックス&マスタリング&プロデュースしたEP。
Omodaka “淡海節”
昨年特集したOmodaka『Gujoh Bushi』より“Tankai Bushi(淡海節)”のショートMV。歌詞が飛び散っていく様、空也上人みたいです。
shabel “live 2019 Tokyo, Japan”
みんな大好き、エモーショナル・ドラスティック・プログレッシブ・メロディック・デスメタル・ネオ・ピアノ・トリオshabelのライブ映像。またあの超絶技巧&怒涛の低音域を味わいにライブ観たいなって思いました。そして最後の〈to be continued...〉とは……。
シートベルツ “Tank!”
祝! 「カウボーイ・ビバップ」サントラ一挙ストリーミング解禁! アニメのサントラで何年間もずっと聴き続けていられるものって実は少ないと思います。
ゲーム「Bomb Rush Cyberfunk」ティーザー映像
たった十数秒でも天才・長沼英樹さんの音楽が聴ければ満足さ。Coming 2021!!