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そんななか、解散から10年目を数えた2007年、〈RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in EZO〉に出演し、タンバリンやコーラスを担当していた浜谷淳子以外のオリジナル・メンバー6人で再結成を果たした。そうしてさまざまなフェスやイベントに欠かせない存在になっていったのは、周知のとおり。

新旧のファンから再結成を温かく迎えられた彼らは、2009年、実に12年ぶりの復活アルバム『エヴォリューション』をリリースした。同作ではアツくハードなソウル/ファンクが展開され、力強い不変のグルーヴと浜崎の歌が、バンドの原点と現在の姿を同時に伝えた快作だった。

そんなFLYING KIDSが、2018年の14作目『みんなあれについて考えてる』も記憶に新しい2020年8月5日(水)、ニュー・アルバム『そしてボクら、ファンキーになった』をリリースする。

FLYING KIDS 『そしてボクら、ファンキーになった』 Mappa Duck(2020)

同作には、ファンクやヒップホップ、ロック、ダンス・ミュージックなど、あらゆる音楽を血肉化した2020年のFLYING KIDSが刻み込まれている。浜崎いわく「今までのFLYING KIDSの一番美味しいところである“ファンク”って部分と、“ファンクだけど今までにない部分”と、二つのポイントが表現出来たんじゃないかと思っていて。定番のFLYING KIDS感はあるけど、すごく新しい印象の作品になりました」とのことだ。

2020年作『そしてボクら、ファンキーになった』収録曲“オードレイ!”“ワレメユニバース”“アソボ”

FLYING KIDSが強烈にファンキーなライブ・パフォーマンスのすごさで知られていることは、説明不要かもしれない。浜崎とElliとのツイン・ヴォーカルで、総勢9人からなる現体制によるライブは、9人分のエネルギーがオーディエンスに押し寄せてくることだろう。初期の代表曲も、いまのFLYING KIDSが演奏すれば、当時とは〈旨味〉がちがうはず。もちろん、最新作の楽曲の初披露にも期待だ。

奇しくも2020年は、FLYING KIDSにとってメジャー・デビュー30周年のアニヴァーサリー・イヤー。記念すべきこのタイミングで、コロナ禍を吹き飛ばす超ファンキーなステージを、どうぞBillboard Liveでご堪能あれ(好評につき、チケット購入はお早めにどうぞ!)。

なお、Billboard LiveはLIVE LOVERSとのタッグで生&アーカイヴによるライブ配信も行うとのこと。現場に駆け付けられないファンは、配信で観るというのも手だ。詳しくはこちらをチェックしてほしい

 


LIVE INFORMATION
FLYING KIDS「そしてボクら、ファンキーになった」

2020年9月11日(金)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 6,900円/カジュアルエリア 5,900円(1ドリンク付き)
★詳細はこちら

■メンバー
浜崎貴司(ヴォーカル)
丸山史朗(ギター)
加藤英彦 (ギター)
伏島和雄(ベース)
中園浩之(ドラムス)
Elli(ヴォーカル)
SWING-O(キーボード)
宇賀まり(サックス)
竹本一匹(パーカッション)

※本公演は新型コロナウイルス感染症対策用の座席レイアウトを使用し、公演を実施いたします
※お申込みは1ステージ2名様までとなります
※ご来場前に必ず〈営業再開時の新型コロナウイルス感染症対策について〉ページ内の〈お客様へご協力のお願い〉をご確認ください
※本公演の2ndステージは配信ライブ用の映像収録が行われます。お客様が映像に映り込む場合もございますが予めご了承ください

 

EVENT INFORMATION
2020年8月4日(火)〜8月17日(月)
FLYING KIDSのメジャー・デビュー30周年アルバム『そしてボクら、ファンキーになった』リリースを記念し、デビュー当時のレア・グッズなどを展示します!
展示場所:タワーレコード新宿店8F上りエスカレーター脇