こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。
TOWER DOORSが注目する新人アーティストの魅力に迫るメール・インタビュー企画〈6つの質問〉。いままで質問に答えてくれたアーティストの楽曲は下記の再生リストにまとめてあります。
2021年初となる〈6つの質問〉に登場するのは、エレクトロニック・ユニットSawa Angstrom(サワ・オングストローム)です。TOWER DOORSは、昨年リリースされた新曲“Traveling Waitress”を紹介しています。
2017年より京都を拠点に活動を開始したSawa Angstrom。当初のバンド名は〈sa/wa〉でしたが、2019年に改名。浜田淳、吉岡哲志、児玉真吏奈の3人で構成されています。
メンバーはそれぞれ個人でも音楽活動をしています。浜田淳はソウル・ファンク・バンド、Lainy J Grooveのメンバーで、YeYeのサポートを務る実力者。吉岡哲志はLLamaのメンバーとして活動しつつ、自身のレコーディング・スタジオ〈studio INO〉を運営し、エンジニアやアレンジャーとしても活躍しています。児玉真吏奈はシンガー・ソングライターとして活動し、2017年にPヴァインからアルバム 『つめたい煙』をリリースしています。
そんな才能が集まった彼らの魅力は、幽玄でダンサブルな電子サウンドです。ハウスなどのダンス・ミュージックやインダストリアルなど、多彩な音楽的要素を使い分け、実験性を感じる複雑なサウンドには驚嘆します。しかし、一方で彼らのサウンドはシンプルで鮮やか。一聴すれば、そのポップな世界へ引き込まれていきます。また、児玉の耽美的で澄んだ歌声が紡ぐ流麗な響きが、楽曲の魅力をより引き上げています。
それでは、Sawa Angstromの魅力に〈6つの質問〉から迫っていきます。