こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。
TOWER DOORSが注目する新人アーティストの魅力にメール・インタビューから迫る企画〈6つの質問〉。いままで質問に答えてくれたアーティストの楽曲は下記の再生リストにまとめてあります。
今回の主人公はS.A.R.です。TOWER DOORSは彼らの楽曲”Strawberry fields”を紹介しています。
東京を拠点に活動するS.A.R.は、santana(ヴォーカル)、 Attie(ギター)、Alex(ピアノ)からなる3人組です。前身バンド、leftoverでの活動を経て、2018年から現在の名義に改めて本格的に活動を開始し、同年にデビュー・シングル“CRIMINAL”を発表しています。準備期間に入った後、2020年にリリースしたシングル“skate”がJ-WAVEのラジオ番組「SONAR MUSIC」でピックアップされ、2021年7月にはアーティスト育成プロジェクト〈GIANT LEAP〉の優秀アーティスト〈1st GIANT LEAP PRIZE〉に選出されるなど、いま注目を集めるアーティストです。
彼らの音楽性は、R&B/ソウルやヒップホップを下地としたグルーヴィーでメロウなサウンドにポップでメロディアスな旋律を取り入れた、とても親しみやすいもの。S.A.R.の魅力は、そのうえでそれぞれの楽曲で見せる表情が異なるという点です。例えば、“CRIMINAL”はアンビエントR&Bサウンドに心地よいファルセット・ヴォイスが合わさったダークな曲ですが、今回紹介した“Strawberry fields”はラテン・トラップの要素を取り入れたアグレッシヴなヒップホップ・ソウルです。
また彼らは、Adoの“うっせぇわ”や宇多田ヒカルの“One Last Kiss”のようなヒット・ソングのカヴァーをYouTubeで発表しています。原曲のJ-Pop的なメロディーやサウンドを解体し、S.A.R.ならではの視点から再解釈した独特なアプローチに驚かされることまちがいなしなので、ぜひチェックしてください。
とはいえ、S.A.R.の正体はまだ謎に包まれたままです。彼らは一体何者なのか、〈6つの質問〉から明らかにしていきます。