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インタビュー

ZOC『AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER』ついにメジャー・デビューした共犯者=大森靖子主導のアイドルが語るいま

何を信じるかは自分で決めろ! 苦悩と感情のドラマを踏み越えて怒涛のメジャー侵攻を果たしたZOC。炎に巻かれながらも音楽で伝える第二幕の始まりは……

 大森靖子が〈共犯者〉としてプロデューサー兼メンバーに名を連ねるZOCが、シングル『AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER』で満を持してメジャー・デビューを果たした。昨年夏のグループの活動休止を経て、振付けを担当していた雅雀り子の正式加入、そして香椎かてぃの卒業発表、今月から始まった初のツアー及びツアー・ファイナルとなる2月の日本武道館公演と、常に話題に事欠かず、激動し続けるZOC。ここでは現時点での最新インタビューをお届けする。

 

環境の変化

――この号が出る頃にはメジャー・デビューを果たしていますが、いまはそれに向けて忙しくしている日々ですよね。環境の変化を感じることはありますか?

藍染カレン「そうですね、こうして取材を設けてもらったり撮影があったり、メンバーと会う回数も多くなってきています。初めて耳型を取ってイヤモニを作っていただいたりもしました」

西井万理那「こわかった! 耳になんか入れるから聞こえないの!」

藍染「……という感じで(笑)、着々と準備させていただいています」

香椎かてぃ「やっと世間にZOCを見つけてもらえる機会ができて嬉しいです。歌番組の収録も初めてやりましたし。MV撮影のときもいろんな人がいて、〈これが地上の空気か〉ってカレンとウハウハしてました」

大森靖子「これまでは自分の連れてきたスタッフをフル活用して、こうこうこうしてと指示を出してやっていたんですけど、これからはZOCでやりたいことを汲み取ってもらっていろんなクリエイターさんにオファーをしていく形で進めていきたいので、関わってくれる人数も増えました」

巫まろ「私は最近、ハイです(笑)。テンション高くて無敵モード。私の人生を振り返ってみたら、いつもこのような流れなんですよね」

――流れというと?

「以前いたグループも、メジャー・デビュー1年目で震災があってライヴが自由にできなくなりましたし、メンバーが2人抜けて〈大丈夫なの?〉と言われたりするのも同じ流れなんです」

――何と返せばいいんですかね(笑)。

「けど、そこからがポイントで、その後はいい方向に転がったことしかないので。一度できたことは二度できないわけがないと思うんです。もちろん人が抜けたりすることは寂しいですけど、私たちは私たちがやるべきことをこれからもやり続けるから、それを見て、信じてほしいとは言わないけど、また応援したいと思ってくれる人がいたり、新しく好きになってくれる人がいたらいいなと思います」

西井万理那

――流石の頼もしさです。話が出たのでかてぃさんの卒業についても触れておきたいのですが、どこまで訊けばいいものなのかと。もう決まったことなんですよね。

藍染「たくさん話し合いをしたうえでのいまなので」

香椎「はい」

大森「みんなは(香椎が辞めるのは)嫌だと言って、それでも辞めたいと言われたら何も言えない。なので、そのなかでできることを探して、武道館まではこの体制でやろうねという結論になりました」

藍染「それに向けてがんばっていこうねという感じなので、グループの状態としては良好ですよ」

雅雀り子「凪です」

――グループが凪いでいるのであればよかったです。

藍染「ツアーのリハーサルもこれからなので(※取材時)、どうしても実感が湧かないというのもあるのかもしれないですけど」

藍染カレン

――大森さんは自身のアルバムをリリースしながらZOCのことも同時にしているのが驚異的ですよね。

大森「自分の仕事なんて仕事じゃないみたいなので。〈ふぅー! 楽しい!〉って遊んでたらアルバムができる。そこで癒されるからZOCをがんばれる。むしろ自分の活動がないと無理ですね」

藍染「ZOCに関しては戦略を練ってくれている部分がすごくあるんです。靖子ちゃんだけ打ち合わせのスケジュールが入っているということもめっちゃあるので、ありがたいです」

大森「でも、それはやらなきゃいけないことだし、自分が音楽で社会をどうしていきたいかということの延長線上に、みんなに助けてもらってメジャー・デビューできるというのもある。そこでみんなの夢も叶えられたら、という思いもあります。自分がすべきことの芸術的探究は〈大森靖子〉のプロジェクトに完全に振り切っていて、対社会でやるべきことをやるのがZOCだから、どうやったら歌詞をわかってもらえるだろうとか考えなきゃいけないし、遊びとか余白の部分とか、楽しいだけじゃダメな部分も考えなくちゃいけない」

――少し大森さんの作品の話に寄り道してしまいますが、ソロをその方向に振り切っているということは大森さん自身がメジャー・デビューした当初と考えは変わってきているんじゃないですか?

大森「いまのZOCは自分がメジャー・デビューしたあたりの作品の解像度でやろうとしています。あとは自分がやろうとしていることは大体5年後くらいに流行したり、音楽的にこれが最先端でかっこいいことになっちゃって、5年も早かったんだって思うことが多いから、ZOCはそのタイム感で照準を合わせようとしています」

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