ギタリストのマーティ・フリードマンが自らSNSで世界のミュージシャンらに呼びかけ、リモートで参加に応じた仲間と共にZARD“負けないで”を演奏。それをもとに自費でミュージック・ビデオを作り上げました。

ミュージック・ビデオには、ヴォーカル/ギターの音太朗、ベースの音寧、ドラムスの村井道奏から成る平均7歳のロック・バンドのロイロイロ、プロレスラーの棚橋弘至、現在は筋萎縮性側索硬化症の闘病生活をしながら音楽活動をしているギタリスト/作曲家のジェイソン・ベッカーも登場。

以下は、マーティ・フリードマンからのメッセージです。

僕は、気持ちが沈んだ時にZARDの『負けないで』を聴きくと、本物の魔法にかかったみたいに、気分がポジティブになります。
時々、この曲が僕を励ましてくれる、なぜかこの曲と絆が生まれていました。『負けないで』の歌詞は、優しくて強いメッセージを持ってますが、僕はそれをギターで表現しました。
そして元気が出る日本の名曲『負けないで』を、全世界の皆さんに伝えたくてこのミュージック・ビデオを制作しましたので是非ご覧下さい。
今回は、プロレスラーの棚橋選手、日本の子供達、各国から数百人のミュージシャンがリモートで映像に参加してくれました。
おかげで素晴らしい作品が、完成いたしました・・みなさんには心から感謝しています。

マーティ

“負けないで”が収録されたマーティ・フリードマンのカヴァー・アルバム『TOKYO JUKEBOX 3』(2020年)には他にも、LiSA“紅蓮華”などのカヴァーが収められています。こちらもお見逃しなく!

 


PROFILE: Marty Friedman(マーティ・フリードマン)

90年、メガデスに加入。全世界で1300万枚以上のアルバム・セールスを誇るメガ・バンドへと導き、世界中に熱狂的なファンを持つギタリストとなる。
メガデスのツアーで来日を重ねるうちに日本通となり独学で日本語の勉強を始め、アリゾナ州立大学の日本語弁論大会で2位になるまで上達。メガデス脱退後の2004年には、活動の拠点をアメリカから日本へと移す。
現在は、ギタリスト・作曲家・プロデューサーだけに留まらず、テレビ・ラジオ・CM・映画など多方面でマルチ・アーティスト活動している。