タウン・アンド・カントリーのベーシスト他シカゴの音響~ジャズシーンを支え続けるジョシュア・エイブラムが2016年に録音した作品がROGUE ARTから。同じくシカゴ音響シーンの顔、ジェフ・パーカーにAACM一派のサックス奏者アリ・ブラウン、そしてシカゴではなくデトロイトからだがロスコ・ミッチェルとも共演するジェラルド・クリーヴランドをドラムに迎えている。ゲンブリを演奏する他アフリカへの接近も魅せるジョシュアだが本作ではシカゴ音響肌の抑制の効いたコンテンポラリー~フリーを聴かせる。波の様に押し寄せるドラム、摩訶不思議なサックスとギターのユニゾン、痺れる。