フィリー、デトロイト、NYハーレムと続いた都市と音楽がテーマのコラボ・プロジェクトが久々に再開。このシカゴ編では鍵盤奏者のグレッグ・スピーロが中心となり、ジョエル・ロスジェフ・パーカーマーキス・ヒルマカヤ・マクレイヴンといったシカゴ拠点の現行ジャズ勢や同地の名手ダリル・ジョーンズらとともに楽器演奏とビートメイキングでラウンジーな音を紡いでいく。その緻密で端正な音色はシカゴの高層建築を思わせる。