連載

堀込泰行が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉

【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】

私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。

そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部

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堀込泰行

97年、兄弟バンド・キリンジ(現KIRINJI)のヴォーカル/ギターとしてデビュー。2013年に同バンドを脱退し、以後はソロ・アーティストとして活動。代表曲はソロ作“WHAT A BEAUTIFUL NIGHT”“Waltz”やキリンジ時代の“エイリアンズ”“スウィートソウル”など。希代のメロディーメイカーとして業界内外からの信頼も厚くポップなロックンロールから深みのあるバラードまで、その甘い歌声は聴くものを魅了し続けている。2021年4月21日(水)にはニュー・アルバム『FRUITFUL』がリリースされる。

 

コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?

The Jazz Crusaders “Way Back Home”(70年作『Old Socks, New Shoes』収録)

〈遠くの朝日が少しずつ昇り始め、だんだんと辺りが光で満ちていく〉。この曲を聴いていると、そんなイメージが頭の中に溢れる。繰り返されるテーマのフレーズと力強いツイン・ドラムのビートは自然と気分を高揚させ、過酷な現実に立ち向かう僕たちを励まし奮い立たせているかのようだ。まさに〈音楽の力〉と言うものを感じる。

タイトルの〈The Way Back Home〉は〈家へと帰る道〉という意味。まだまだ遠い道のりかも知れないけれど、いつの日か必ず日常を取り戻せると信じて僕はこの曲を聴き続けるだろう。

 


RELEASE INFORMATION

堀込泰行 『FRUITFUL』 Columbia(2021)

リリース日:2021年4月21日(水)
形態:LPレコード/CD
品番:COJA-9409(LPレコード)/COCP-41399(CD)

TRACKLIST
1. Stars
2. Here, There And Everywhere
3. 光線
4. 5月のシンフォニー
5. Sunday Driver
6. 君と僕
7. マイガール・マイドリーム
8. 涙をふいて
9. Stars (reprise)

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LIVE INFORMATION
堀込泰行 LIVE TOUR 2021 “FRUITFUL”

【愛知公演】
2021年6月3日(木)愛知・名古屋ボトムライン
開場 18:00/開演 19:00
チケット前売:8,000円(ドリンク代別)
一般発売:2021年4月17日 10:00~

【大阪公演】
2021年6月4日(金)大阪・梅田クラブクアトロ
開場 18:00/開演 19:00
チケット前売:8,000円(ドリンク代別)
一般発売:2021年4月17日 10:00~

【東京公演】
2021年6月25日(金)東京・有楽町ヒューリックホール
開場 18:00/開演 19:00
チケット前売:8,000円(ドリンク代別)
一般発売:2021年4月17日 10:00~

■出演
堀込泰行(ヴォーカル/ギター)
冨田謙(キーボード)
八橋義幸(ギター)
沖山優司(ベース)
小松茂(ドラムス)
真城めぐみ(コーラス)

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