私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。

そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部

【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】記事一覧はこちら


 

YUMA HARA

父親の影響でギターを手にし、14歳からギタリストとして演奏活動を開始。バークリー音楽大学を経て、現在は拠点を東京に移し、さだまさし、Little Glee Monster、CHEMISTRY、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、向井太一、Friday Night Plansなど様々なアーティストの楽曲レコーディング/編曲やライブなどに参加。年間30以上のシングルやアルバム、劇伴やTV CMなどを手掛け、そのサウンドを世界中に輸出。同時にライブ・ツアー、TV出演など幅広く活動中。2021年5月12日には2作目となるソロ名義でのアルバム『Reality』をリリース。父はギタリスト・原とも也、祖父はシャープス&フラッツのリーダー・原信夫。

 

コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?

Sounds Of Blackness “Optimistic”(91年作『Evolution Of Gospel』収録)

世界的大恐慌から1年以上が経ってもまだ出口が見えない。ライブ・イベントはもちろん、旅をしたり、人と人が顔を合わせたり触れ合うことでさえ許されないというのは信じがたくとても苦しい現実です。医療従事者のように直接的な力になれなものの、落ち着いてきた頃に求められるのが音楽の力であると思います。人々が音楽に求めることは元気や前向きになれる何かではないでしょうか。

Optimistic=楽観的。明るい未来を信じて生き抜こう、そう思わせてくれる力強いこの応援歌は、今から30年前の1991年の楽曲ですが2021年の世界へのメッセージのように聞こえました。

 


RELEASE INFORMATION

リリース日:2021年5月12日
品番:PTR-CD-47
価格:2,750円(税込)
配信リンク:https://p-vine.lnk.to/zch0u8

TRACKLIST
1. Wrapped In Mystery
2. City Life feat. Joy
3. Candy
4. The Way Back feat. Ruri Matsumura
5. Regret
6. Be Free (T-Groove Remix)
7. Sorry
8. Light In Our Days feat. Azumi Takahashi, JUDY, Ruri Matsumura
9. Brazilian Rhyme feat. Hanah Spring
10. Stay With Me feat. Monique Marian
11. You Are feat. Hanah Spring
12. Be Free (monolog Boogie Virus)(ボーナストラック)
13. I Feel For You feat. FiJA(ボーナストラック)