近年は打ち込み主体のスタイリッシュなモードを打ち出している彼らが、その転機となった2020年作『TOKYOPOP』に続き、過去曲のリミックスと新曲で構成したアルバムを完成。KOTONOHOUSE、パソコン音楽クラブ、android52、YUC'eらリミキサー陣の人選からも伝わる通り、フューチャー・ファンク経由でテクノ・ポップに原点回帰したような塩梅がおもしろく、“東京REMIX”の確信犯的シティ・ポップも彼ららしい。