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大橋トリオ “それで良いんじゃない”

2021年3月3日リリースの15枚目のアルバム『NEW WORLD』に収録されている楽曲。〈いつも何か足りなくって 求めてばかりで 買い漁ることで 何も満たされなくて〉の歌詞から、丁酉(ひのとのとり)が持つ孤独や寂しさを感じますが、大橋トリオさんのやさしい歌声とメロディーで表現した心地いい楽曲です。〈まぁ気楽に行こうぜ 焦って良いことないし〉など、自分を肯定でき安心できます。

 

谷村有美 “信じるものに救われる”

1995年2月22日リリースの20thシングル。挫折を味わったり、心が折れそうになったりしたときに聴いて欲しい楽曲です。歌詞に〈きっとつまづいた時こそ しあわせになるための大きなチャンス〉や〈信じ続けるものはきっと救われる〉とあり、自分を信じていれば大丈夫!と思えます。丁酉(ひのとのとり)の孤独さの先にあるものが見えてきそうです。

 

a・chi-a・chi “Step”

1988年から1989年にかけて放映された冒険ファンタジーアニメ「魔神英雄伝ワタル」のオープニングテーマ。2020年の春に「魔神英雄伝ワタル」の新作アニメが配信されました。丁酉(ひのとのとり)には〈傷つきやすい〉というキーワードもあります。サビに〈愛を求めて 傷つく時は ためらいも 後悔も 眠れないほど 夢を求めて くじけた時は 新しいStepで素直になればいい〉という歌詞があり、これは丁酉(ひのとのとり)のポジティヴな面を表しています。〈傷ついても諦めずにもう一度立ち上がろう〉に繋がってきます。傷ついたときや今の自分を肯定したいときに是非、聴いて欲しい楽曲です。

 

まふまふ “命に嫌われている。”

ボカロP、作曲家、作詞家であるカンザキイオリさんの“命に嫌われている。”をまふまふさんがカヴァーしているのですが、そのMVのインパクトがすごい! 初めて見たとき衝撃を受けました。カンザキイオリさんの書く歌詞やまふまふさんの感情の起伏の激しさが伝わる歌い方から、丁酉(ひのとのとり)の持つ孤独や寂しさを感じます。MVに歌詞が流れてくるので、ぜひ歌詞に注目して見てください。

 

ミート・ローフ(Meat Loaf) “Out of the Frying Pan (And into the Fire)”

ミート・ローフが1993年にリリースした『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』に収録されている楽曲で、日本語タイトルは“焼け焦げたフライパンの中から(そして炎の中へ)”。ドラマ「スクール☆ウォーズ2」の主題歌で丸山みゆきさんが歌っていた“FIRE”はこの楽曲の日本語ヴァージョンだったので、メロディーは聴いたことがあるのではないでしょうか? 丁酉(ひのとのとり)には、情熱、魂、炎などの熱いキーワードもあるので、タイトルに出てくる〈炎〉からこの楽曲を選曲しました。また、〈さあ今だ もう後には退けない〉の直訳詞から、自分の道でいいんだ、くすぶっている現状から抜け出そう的な表現が丁酉(ひのとのとり)に合っていると思います。