3年8か月ぶりとなる16枚目。さまざまな出会いや別れの経験と重なりながら、言葉の一つ一つが胸を打つ“季節によせて”や、石田ゆり子がlily名義で発表した“ちいさなうた”のセルフ・カヴァーは、新たな命を宿したかのように、優しいヴォーカルが響く。凪のように穏やかで琴線に触れる大橋の歌声と、緻密かつ繊細で美しいナンバーが楽しめる珠玉のポップソング集。