日本でも8時間に及ぶ〈眠り〉のためのコンサートに追ったドキュメンタリー映画「SLEEP マックス・リヒターからの招待状」が公開されるなど、話題の尽きない音楽家マックス・リヒター。今作のメインはネザーランド・ダンス・シアターに書き下ろしたバレエ音楽「エグザイルス」。〈移民危機〉をテーマに音楽が構成。繊細な抑揚、心の底から湧き上がるような力強い感情が渦巻くミニマル・ミュージック。そして代表曲5曲をオーケストラ・ヴァージョンで収録。弦楽五重奏の名曲“オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト”は希望の光が見えるような美しいメロディが、さらに壮大に、音が空へと舞い上がるよう!