2021年10月8日、lightmellowbuのZINE「lightmellowbu紙Vol.5 -JAUNT-」が刊行された。

黄金期の80年代のその後、ヴァイナルや配信では聴くことができないCD時代=90年代の、歴史に埋もれたシティポップを主に掘って紹介しているディガー集団〈lightmellowbu〉。2020年に初の編著書「オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド」を刊行したり、TBSラジオの番組「アフター6ジャンクション」に出演したり、ブックオフのオウンドメディア〈ブックオフをたちよみ!〉で紹介されたりと、〈ディグ界の幻影旅団〉として活動の場を広げている。

そんな彼らが発行しているZINE、通称「bu紙」の5号目が、このたび発売に。2020年2月にイベント〈Yu-Koh β版〉で販売された前号から1年8か月ぶりになる今号は、52ページにおよぶ大ボリュームの一冊で、レビューされているCDの枚数は過去最多の45枚。さらにゲストが多数参加した、大充実の内容になっているとのこと。

「lightmellowbu紙Vol.5 -JAUNT-」の収録内容は、bu員による白熱のレビュー/クロスレビュー、bu長のハタが参加しているインターネットに載らないお店探訪ブログ〈セクシー三昧〉の出張版コラム、韓国在住のSudoによる〈90s Korean Light Mellow CD〉のレビュー、島根・出雲発のネットレーベル〈Local Visions〉から作品を発表しているオリーブがあるの録りおろしシティポップカバー、鯔を愛する男の〈ブックオフショートショート〉などなど。

価格は1,320円(税込)で、下掲のディスクユニオン各店舗のほか、ココナッツディスク池袋店(東京)、シカク(大阪)、ミュージックファースト(愛知)で購入できる。取り扱い店舗の詳細などは、buのTwitterをチェック。

「lightmellowbu紙Vol.5 -JAUNT-」は、既刊「lightmellowbu紙Vol.4」とともにlightmellowbuのBASEで通販も行われていたが、販売開始から数時間で早くも完売。初版は200部ほどとのことで、上にあるとおり店舗での販売数も多くはなさそう。いますぐ読みたい方は、ライバルたちを蹴散らすなどして、なにがなんでも手に入れよう。