ドミニク・ファイクとの“Photo ID”で注目されたカリフォルニア出身の女性シンガーの初作。極彩色のヴィジュアルを背景に、超ハイブリッドなポップ/ファンク/R&Bのコラージュ・サウンドが炸裂。日常の身近な話題やアイテム、レッチリのアンソニーなどを題材にした歌詞もぶっ飛びまくり。それでいて分解しないのは、00年代的なポップセンスが下地にあるせいか。ピンクやナターシャ・ベディングフィールドの面影がところどころに見え隠れ。