ペール・ウェイヴスやウルフ・アリスといった世代に及ぼした影響も自然に顕著になるなか、Y2K再評価とかじゃなくてもアヴリルはアヴリル……というわけで、日本でも不動の人気を誇る彼女の3年ぶりのアルバムは、モッド・サンとジョン・フェルドマンをブレーンに据え、マシン・ガン・ケリーやトラヴィス・バーカー、ブラックベアらを交えた今様のパンキッシュなポップ・モードに向かっているのがめちゃくちゃ頼もしい。華があります。