イヤーズ&イヤーズと『Night Call』の関連作品を紹介!

80年代から高い支持をキープするレジェンドの現時点での最新アルバムにして、スチュアート・プライスがプロデュースを担った3部作の最終章。先行シングル“Dreamland”にはオリーもコライトする形でイヤーズ&イヤーズが客演し、キャッチーな存在感でモダンな彩りを添えた。

多彩なコラボ曲を集めた御大の意欲作にて、ペット・ショップ・ボーイズのカヴァー“It’s A Sin”でオリーが共演。もともとドラマ「IT’S A SIN」放送に合わせたイヤーズ&イヤーズ単独カヴァーはマーク・ラルフ制作だったが、こちらではスチュワート・プライスと本家PSBが制作している。

LADY GAGA 『Born This Way The Tenth Anniversary』 Streamline/Interscope/ユニバーサル(2021)
記録的な大作の10周年記念エディションに付いた〈Reimagined〉盤にて、オリー単独になったばかりのイヤーズ&イヤーズは“The Edge Of Glory”をカヴァー。80年代オマージュなエレクトロ・ディスコだった原曲をマーク・ラルフのプロデュースでキラキラと爽やかに歌い上げている。

JAX JONES 『Snacks』 Polydor/ユニバーサル(2019)
メインストリームでポップ・ヒットも飛ばすUKのハウスDJが、マーク・ラルフの助力も得てリリースした初のフル・アルバム。メイベルやビービー・レクサら旬なゲスト陣が並ぶなかでオリーの歌唱をフィーチャーしたディープ・ハウスの“Play”は全英ダンス・チャートの首位を獲得した。

『Night Call』で“Starstruck”のリミックスに参加したカイリーの、全英No.1に輝いたディスコ回帰作の豪華盤。ジェシー・ウェアやグロリア・ゲイナーら豪華メンツが並ぶなか、オリーとの“A Second To Midnight”はこちらにも収録。なお、両者は別掲のガガ盤でもニアミスしている。

『Night Call』の日本盤ボーナス・トラックでは“Starstruck(SIRUP Remix)”が収録。SIRUPの“MAIGO”(2020年)を好きで聴いていたというオリーが「彼の歌い方がこの曲と相性がいいんじゃないかと思って」オファーしたことでこのクールなコラボが実現に至ったそうだ。