キム・ペトラスとのコラボで初の全米1位まで獲得した“Unholy”を前フリに4枚目のアルバムが堂々の完成。とはいえ同曲ほどのナスティな雰囲気やハイパーポップ的な変異ノリのトラックは他になく、切々と歌うオープニングの“Love Me More”など得意のスロウ~バラード系を主軸にして過去曲と対比することで、却って内面の成熟や変化が浮き彫りになってくるような格好だ。主にジミー・ネイプスとスターゲイトが主役の穏やかな意識を解き放つ一方、サーカットらによる哀愁味に溢れたダンス曲“Lose You”やカルヴィン・ハリスとのラヴリーなディスコ“I'm Not Here To Make Friends”もあり、“Gimme”では客人のコフィとレゲエ風のビートにもトライ。自身の表現への確信も伝わってくる充実の一枚だ。