数々の名作を世に出してきた電子音楽家が、15年ぶりの新作を発表。管楽器の柔らかな音色にGutevolkの無垢な歌声が浮遊する“Step”を筆頭に、ストリングスやピアノの生演奏に深遠なエレクトロニカが交差した音世界は、はっとするほどの威厳と壮麗さに満ちている。感情の揺れを現したような旋律が静寂に木霊する“Neanic”は、 彼のさらなる孤高を際立たせた美しき佳曲!

 


長期にわたり音楽活動を休止していたミュージシャン/プロデューサーのausが再始動。1月にリリースされたシングル“Until Then”に続き、アルバムを発売した。シングルの発売は自身の主催するレーベル〈FLAU〉からの発売だったが、本作はサーストン・ムーアらをリリースしているイギリスの〈Lo Recordings〉からの発売となっている。アルバムには自身のレーベルのNoah、Henning Schmiedtが、また〈ECM〉からBenedicte Maurseth、横手ありさが参加している。エレクトロニクスとピアノ、フルートなどを組み合わせたサウンドスケープは見事。