ここ数年でドラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズが俄かに評価を高めるなか、フロントマンのドランが意外にもソロ名義でのアルバムをリリースだ。故郷への眼差しや自身のアティテュードなどを綴ったパーソナルな回顧録となっているようで、いつも以上に丁寧な歌い口が印象的だ。ラップが切り込んでくるダニー・ハサウェイ“Someday We’ll All Be Free”のカヴァーも。