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サイファイなサウンドやアートワークでドラムンベースに洗練されたフューチャリスティックなイメージをもたらし、20年に渡ってシーンの進化に関わり続けてきたレーベル、メタルヘッズ。昨年からまた活性化している彼らの動きを反映して、御大ゴールディーがミニストリーのミックスCDシリーズ〈Masterpiece〉に登板した。これは彼自身のルーツを紐解いた〈Alpha〉、ドラムン&レイヴ・クラシック集の〈Journeyman〉、そして新旧のメタルヘッズ音源をまとめた〈Headzville〉という3編で構成された3枚組で、(ミニストリー発ながらも)軍団のアニヴァーサリー・イヤーにはもってこいの内容と言えそうだ。
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そんなメタルヘッズからはコンピ『Platinum Breakz 4』が登場。オム・ユニット、カリバー、レンズマンらがレーベル・イメージを忠実に体現した近未来ダーク・サウンドで、空間をサイバーに染め上げる。なお、この後にはアルテリア・モーティヴ初のアルバムもリリース予定なので、心して待つべし!