華やかでクセのないソウル・サウンドとダンス動画がトレンドにもハマり、気がつけばUK屈指のビッグ・アクトになったデュオの4作目。ジャングルといえばメンバー2人がファルセットを重ねるツイン・ヴォーカルも大きな特徴だったが、今回はチャンネル・トレスやエリック・ジ・アーキテクトら多くのヴォーカリストがゲスト参加。全曲を共作している女性シンガー、リディア・キットがメインで歌う楽曲も少なくなく、デュオの裏方としての成熟が伝わってくる一枚だ。ヒップ・ハウス的な“I've Been In Love”、カクテル・ディスコな“Back On 74”などヘルシーな快楽性がたまりません。