4 the SUMMER in you
【特集】夏フェス2014を聴こう
結成から1年で〈Sound Of 2014〉に選ばれて注目されるも、いまだに素性は謎なインディー・ダンス・デュオが〈フジロック〉に降臨。この初作ではファンク色濃厚な音を披露し、すっかり大衆化したファレルを妖しい地下世界に引きずり落としたみたいだ。蠢くシンセに身体を揺らすべし! *長崎
すでに全米チャート3位を記録しているNYの2人組が放ったこの初作が、〈サマソニ〉来日を祝して日本盤化! アギレラとのコラボ曲をはじめ、ピアノを軸とした人懐っこいポップ・ロックが目白押しで、毎回ライヴでは大合唱が起こるんだって。予習しておかないと恥かくよ! *長崎
小栗旬の出演するTVCMに本作収録曲“Same Ol'”が使われて話題を集めるなか、自身2度目の〈フジロック〉参戦だ! 〈現代版ツェッペリン〉と言うべき粘り気のあるラウド・ブルース・ロックに、興奮しないなんて嘘だろ!? 全カタログが廉価盤として再登場するこの機会にまとめて復習を! *長崎
〈NANO-MUGEN FES.〉出演者の楽曲を集めた恒例コンピ。ミニマルな展開からサビで一気にスケール感を増すアジカンの新曲と、ストレイテナーとくるりの初出/未発表ナンバーが目玉だろうが、ほかも各アクトのアンセムが並んでいるので、予習はマストで! *土田
現在制作中だというアンドレ3000のソロ作も気になりますが、まずは2人揃っての〈フジロック〉を楽しむっきゃない! デビュー曲の“Player's Ball”(祝20周年!)を筆頭に、古き良きソウル/ファンク感覚を吸収して斬新かつモダンにアウトプットした、超名曲だらけのこのベスト盤を聴いて備えよう! *山西
今年2月の初来日公演でも持ち前の美声で観客を魅了したアイスランドの自作自演シンガー。今夏は都会のライヴハウスから大自然を臨む〈フジロック〉に舞台を移し、〈ボン・イヴェール×エイフェックス・ツイン〉と評される崇高な音を披露してくれる。あのロケーションに映えないわけがない! *長崎
〈フジロック〉での共演を契機に昨年コラボ作の発表へと至ったROVOと組み、今年の〈フジ〉へ里帰り(?)するシステム7。この最新編集盤は過去の外部リミックス仕事と他アーティストによるリワークをまとめたトリッピーな2枚組で、同じく〈フジ〉登場のダブファイアら豪華な顔ぶれがズラリと並ぶ。 *出嶌
ソロ・デビュー10周年という節目の年、MCUとLITTLEのユニット=ULのプロデュースという伏線を経て、10年ぶりにKICK THE CAN KREWが復活! 舞台は過去に何度も3人のサプライズを実現させた〈ROCK IN JAPAN〉。この新曲入りベストで現在と過去を楽しみつつ、さらなる過去も予習しとくべし! *北野
最大の魅力である清涼感ある歌声はそのままに、近年は踊れるシンセ・ポップ的な意匠を強めている男女デュオから、ちょっぴりアンセミックな新曲“ICE CANDY”を含むサマー・ソング集が到着。〈ROCK IN JAPAN FES〉や〈JOIN ALIVE〉の熱気渦巻くステージにも涼風をもたらすはず! *北野
キヨサク(MONGOL800)客演のフォーキー・ソウルな新曲や、ボサノヴァ&カリプソ味を効かせた“FOREVER”の再録版も聴けるデビュー15周年ベスト。これを引っ提げての〈横浜レゲエ祭〉〈Highest MOUNTAIN〉となると、例年以上にビッグ・チューン満載のライヴが期待できそう! *山西