自分たちの曲を再演した6曲のEPにそのインストも加えた全12曲。2019年に出演した〈Tiny Desk Concert〉に手応えを得て着想したというアコースティックな再構築は、余白の増えたサウンドによってヴォーカルの息遣いがさらに伝わるかのよう。代表曲“Cure”をはじめ、浮遊感はそのままに親密感を増したアレンジにより、楽曲の魅力を再発見できる良企画盤だ。